MLBで来季から「敬遠」で4球投げることがなくなる!?

敬遠

敬遠――。野球において投手が故意にボールを投げて、打者と勝負をせずに一塁に歩かせる行為なのだが、この敬遠で「四球」とするにはその時の通り投手が4球のボールを投げる必要がある。

しかし、メジャーリーグでこの敬遠に対して、投手が歩かせる意思を示せば投手が4球を投げる必要なく四球とできるという案が大リーグ機構(MLB)で検討されていることが明らかとなった。

このことに関して、プロ野球サイトでは様々な意見が出ており、反対する意見が多い傾向にある。その理由の1つに「4球を投手が投げる時に、数多くのドラマが生まれるのに・・・」というもののようだ。

例えば、とあるスポーツブログでは巨人で活躍したクロマティーが敬遠ボールを打って見せたり、阪神で活躍した新庄剛志はそのボールを打って見せて、サヨナラ安打にしてしまったことは私たちの記憶の中に強く残っているのではないかとその理由を説明している。

高校野球の甲子園でも敬遠は物議を醸した。ヤンキースで活躍した松井秀喜は星稜高校時代に、5打席連続敬遠をされて結局、明徳義塾戦でバットを一度も振らずに敗れた。

当然、投手は敬遠するにせよ4球を投じてフォアボールとして打者を一塁に歩かせていた。もし、「歩かせます」と投手が意思表示をすれば投手が投げなくて済むとなれば、敬遠で生まれるドラマがもう二度と誕生しなくなる。敬遠での暴投で・・・なんていうこともなくなってしまい、人間味が野球から取り除かれそうで心配だ。